2015/04/26

ボリビアポスタービエンナーレ

先週だったか、来日中のEと骨董屋をため息をつきながら、ふたりで見てまわった。
そのあとで、うちでお酒を飲みながらいろいろな話をした。
Eは文字通り地球中を移動しつづけており、私は止まっている。
自由への概念も実感も異なる。
それでも、話がつきることはなく、リラックスしたよるがすぎていった。
そして、わたしたちのコラボの小さな一歩を約束して別れた。

そのあとから、私は今つくっている作品の「作り直し」に本格的にはいっていって、内心、いつまでこの作品に時間をかけるつもりなんだろうかと冷や汗をかかないわけでもない。
取材した量が多いからという理由でもなく、作っていると様々なことが想起されて扱うべきことがいくつもいくつも溢れかえるように湧いてでてくる。
あるいは、その想起の過程が実はやはり少し辛くもあって、その心の様を眺めてしまうのかもしれない。

そういえば、「形と暴力が私をパレードする」のポスターが、ボリビアのポスタービエンナーレに入選したのだそうだ。
"72カ国5812枚のエントリーの中から300枚のセレクト"だそう。
このポスターはすでに複数のデザインアワードで入賞や賞をいただいている。
すべてデザイナーの力だと思っている。